2007/05/22(火)オオカミさんと“傘”地蔵さんの恋 (沖田雅/電撃文庫)

isbn:9784840238069オオカミさんと“傘”地蔵さんの恋 (沖田雅/電撃文庫)

はい、赤ずきん繋がりです。うそです。
とにかくこの本は『うきゅー』に尽きるでしょう。『うきゅー』『うきゅー』『うきゅー』。
いやもうおおかみさんもかわいかったりするのですが、『うきゅー』委員長『うきゅー』『うきゅー』『うきゅー』...

2007/05/22(火)ギロチンマシン中村奈々子 (学級崩壊編) (日日日/デュアル文庫)

isbn:9784199051678ギロチンマシン中村奈々子 (学級崩壊編) (日日日/デュアル文庫)

全編これでもかと暗示的に(明示的に?)「世界と自分」(を投影した、学校と自分)について語られているわけですが。
とても薄っぺらく「深読み」してしまうとなんだかそれで納得しそうになるのですが、そこで納得しちゃいけないような気もするのですよ。


ある意味ライトノベルのライトノベルたる所以なんですが、「深読み」の回答を目の前に提示しながら話がすすんでいくようで...それがあまりに浅すぎて、さらに裏の裏があるんじゃないかという疑惑すら浮いてくるわけです。
この作品の第1巻を読んだときのにも感じたのですが、確かに日日日の小説は読みやすい、しかし、読みやすすぎる気もする。ぶっちゃけ小学生高学年ぐらいにちょうどいいかも。

いや、(ちょっと屈折した人間なら)誰しも考える方向性ではあると思うのですよ、こういう話って。その点で思いっきり作者に共感はするわけです。(そして、これだけきれいな作品に仕上げる能力に対して尊敬するのです)

ライトノベルって、もうジャンルとしては何でもありなんですが、その中でも正しい意味でのライトノベルなんじゃないかと思ったり思わなかったり。
普段読んでるライトのベルの方向性が穢れすぎって事もあるんだけどね!

やっぱり日日日の作品は他も読んでみないと...

2007/05/15(火)フレッツ大障害

今日はtechネタが続くな。

NTT東日本エリアの13道県でフレッツが大規模障害。復旧時期は未定 (Internet Watch)

私自身ISP側の人なのであれだけど。
やっぱクリティカルインフラにフレッツ上のVPNを使うのはやめようね。
少々(数時間)止まってもいいところはフレッツでいいけど、本気でやばいところはちゃんとした網を使いましょう。私も過去にフレッツ上のVPNを提案したことももちろんありますが、あえてフレッツを薦めないというのも重要。

しかし、一番悩ましいのが顧客側から「フレッツでやりたい」といわれた場合。そのインフラとっても重要そうに見えるんだけど、本当に大丈夫でしょうか...と問い返したくなる場合もあり。
「だからフレッツつかっても止まらないような構成にしてね」と言われれば何か考えますが、普通に網を買った場合よりも高くつく/可用性が下がる場合もありますんで。